エアコンがまた効かなくなりました。
ディーラーに持っていくと、またコンプレッサーが故障しているとのこと。
昨年もエアコンの故障でコンプレッサーの部品を交換したが
その部品も今回の影響で故障していた様子。
この部品は1年保証が効いたので無償だが、
もう1つの故障部品は新品で¥100,000ほどするとのこと。
工賃他合わせると¥150,000程度。
こういう瞬間は今まで幾度とあり、その度に”乗り換え”が
頭をよぎります。
しかしながら、ディーラーにも非があったかどうかわかりませんが、
修理代をかなり安く提示してもらったので、直してもらうことに。
これを機に、車のエアコンの仕組みを少しお勉強しました。
参考したサイト → エアコンの原理と仕組み
エアコンの原理は、アルコール綿と同じ。
注射前に拭かれたとき、スーっと涼しい感覚を覚えます。
これはアルコールが気化する際に、熱を奪っていくためです。
車の場合、アルコールの代わりにフロンガスを使います。
フロンガス(冷媒)を気化させ冷たくすると、
そのガスを密閉している管が熱伝導によって冷やされます。
その管を外側からファンを回すことで冷たい風を送ることができます。
カーエアコンの主な構成部品は以下のとおりです。
1.コンプレッサー
気体となった冷媒を再度液化させます。
さらに高温高圧の状態にしてコンデンサーに送ります。
※ 今回故障したのはここの部品です。
2.コンデンサー
送られた冷媒はコンデンサーファンによって空気に熱を放出し
液体となります。
ここで車外に熱を放出します。
3.レシーバードライヤー
液化しきれなかった冷媒を液化した冷媒と分離します。
水分や不純物は、乾燥剤やストレーナによって取り除かれます。
液化した冷媒をエキスパンションバルブに送ります。
4.エキスパンションバルブ
レシーバードライヤーから送られてきた高温高圧の液冷媒を
小さな孔から噴射させることにより急激に膨張させて
低温低圧の霧状の冷媒にします。
5.エバポレータ
エキスパンションバルブから噴射された低温低圧の霧状の冷媒が
エバポレータ周りの熱を奪っていき、それによってエバポレータが
冷やされます。
そこに風を送ることにより、冷風を起こします。
その冷風を車内に取り入れ、社内の温度を下げます。
エバポレーターを出た冷媒はまたコンプレッサーに戻り再び
圧縮されます。
以上、カーエアコンの仕組みについてでした。
こんな仕組み、最初いったい誰が考えたのだろう…。
また、基本的にエアコンは夏場しか付けていなく、それもあまり
良くないみたいです。機械は常時動いていた方がいいですから。
今年は、冬でも週に1回でも動かすようにしてみたいと思います。
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